労働者作曲家 荒木栄 の 肉声

「有明の海に燃え上がった赤い火、三池の地底から燃え広がった闘いの火、みんなの心を美しくしたあっ たかい火、平和を築く力を伝えたたくましい火、赤々と燃え続けている誇り高い火、日本の夜明けを拓く 熱い火、合唱と構成詩、「不知火」、出演 大牟田センター合唱団、三池炭鉱労働者と主婦、子どもたち」(合唱詩劇「不知火」オープニングより)


荒木栄
 大正13年10月15日、三井三池炭鉱閘門社宅に生まれる。昭和12年、尋常高等小学校卒業後、三井三池製作所に就職。 昭和21年、バイオリンを独習。昭和22年、親のすすめもあって戦死した長兄の妻である義姉と結婚。この頃大牟田混声合 唱団に入団。昭和27年、青年団を主体とした「うたごえ運動」を起こす。昭和32年、大牟田センター合唱団を結成。昭和 34年、日本共産党に入党。天領病院で胃の3分の2を切り取る。昭和35年、三池闘争の中で、日本のうたごえ現地本部創 作班として、炭鉱労働者・主婦の中で、「三池の主婦の子守歌」「がんばろう」等十数曲をつくり、うたごえ統一行動の先頭 に立って活動を広める。昭和37年10月26日、米の山病院にて死去。享年38歳。その間、作曲した数65曲。最も代表 的な作品として「合唱組曲 地底の歌」がある。
(神谷国善著「労働者作曲家荒木栄の歌と生涯」参照)


* 建交労大牟田支部のオオギさんが大牟田センター合唱団に在団中、オープンリールを整理していたとき、荒木栄による合 唱詩劇「不知火」の練習風景が録音されたテープを発見したことによる

(音声提供者:歌声喫茶のび)